屋久島伝承蔵 見学予約

KURA TOURYAKUSHIMA DENSHOGURA

屋久島伝承蔵では、長年受け継がれてきた国産の和甕を大切に補修しながら使用しています。甕の中に住み着いた良質な酵母は、焼酎造りを支えています。
焼酎造りの元となる麹は、昔ながらの麹室の中で人の手によって丹念に造られ、今では少なくなったほとんどが手作業という昔ながらの造り。和甕と共に大切にされてきた人の手による焼酎造りです。

YAKUSHIMA
DENSHOGURA

屋久島の自然環境Yakushima
屋久島伝承蔵 製造風景 芋掛けPreparation

可能な限り島内の素材を使った「屋久島らしい焼酎」を造ろうと、地域資源の活用に取り組んでいます。屋久島の豊富で軟らかな水は、焼酎の仕込みや割り水に使用されます。島内産のさつま芋も積極的に活用しており、島内の農家からの仕入れだけではなく、蔵の近くに農園を設け、さつま芋の自社栽培にも取り組んでいます。

おすすめ見学ポイント

屋久島の軟らかな水

洋上のアルプスと称される屋久島は、九州最高峰の宮之浦岳をはじめ標高1,000m以上の山岳が40以上もひしめく島で、この特徴的な地形が日本最大の降水量となる雨を山に降らせます。豊富な雨は、島の大半を占める花崗岩の急峻な岩肌を滑り落ち、流水や湧水となってミネラル分をほぼ含まない軟水となります。ぜひ、屋久島を訪れ、その軟らかな水と共に、屋久島伝承蔵のお酒をお楽しみ下さい。

目の前で行われる焼酎造り

屋久島伝承蔵では今では稀少となった手造り麹室、古くから大切にされてきた甕壷や蒸留機などを間近に見学できます。さつま芋の収穫期には仕込が始まり、杜氏や蔵人たちの作業風景、手造りの麹造り、ふつふつと発酵するもろみの櫂入れなど、実際に製造している様子をスタッフによる案内でご覧いただけます。

マルス屋久島エージングセラー

屋久島伝承蔵の敷地内にある「マルス屋久島エージングセラー」では、長野県の「マルス駒ヶ岳蒸溜所」や鹿児島県南さつま市にある「マルス津貫蒸溜所」で製造されたウイスキー原酒の一部を輸送し熟成させています。「洋上のアルプス」とも称される屋久島の変化に富んだ気候風土の中で熟成されていくウイスキーは、マルスウイスキーの貴重な原酒の一つとして新しい価値を生み出しています。

試飲を楽しむ

売店では、主に屋久島伝承蔵やマルス屋久島エージングセラーのお酒が販売されており、店頭のお酒は一部を除いて試飲が可能となっています。
屋久島伝承蔵スタッフの説明を聞きながら、目の前の蔵で造られたお酒などをご堪能下さい。

ここでしか買えない限定品も

「屋久島島内限定販売の焼酎」、「鹿児島限定のウイスキー」、「マルス屋久島エージングセラーで熟成されたウイスキー」「売店限定の薬草リキュール」など、あまり一般流通していないお酒もございます。
蔵見学以外の試飲を含む売店の利用は、予約なしでもご連絡頂ければ対応できる場合がございます。雨が多い屋久島でも、天候に左右されず楽しむ事ができます。